フィリピンの秘境”バリカサグ島”でダイビング!行き方や魅力を詳しく解説

パングラオ島

こんにちは。

フィリピンには世界有数のダイビングスポットが多くあります。

多くの島々で成り立っているので、島が湾内になっていたり、潮通りの良い環境が整っていたりと大陸にはない、フィリピンならでは海の良さがありますよね。

そして、フィリピンのダイビングスポットといえばモアルボアルやマラパスクア、プエルトガレラ、、などなど

ダイビングが好きな方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

そんな数あるダイビングスポットの中でも近年ダイバーたちの注目を集めている”バリカサグ島”

韓国や欧米、フィリピン国内からの観光客が多くまだまだ日本人観光客が少ない知る人ぞ知るダイビングスポットです。



バリカサグ島とは?

そんなバリカサグ島の場所やアクセス方法、どんな魅力がつまっているのかをご紹介していきます!

どんなところ?行き方は?

セブ島の隣にあるボホール島の南西部あたりに位置します。

見ていただくとわかるように、セブ島やボホール島に比べるとかなり小さな孤島です。

  • 大きさ 約30h (徒歩30分で1周できるぐらいの広さ)
  • 気温 : 25〜30℃
  • 気候 : 雨季6〜10月・乾季11〜5月

   3〜5月が最も暑く、8〜10月は台風が増えます。

   雨季でも1日中雨が降ることは少なく、スコールのような突発的で短時間の雨がほとんど。

  • アクセス  パングラオ島からボートで30〜40分

パングラオ島までのアクセスは下記の記事でまとめています。

ー 宿泊施設は1軒のみ

現在は宿泊兼ダイビング施設が1軒のみあります。

・バリカサグ・アイランド・ダイブリゾート

公式Webサイト:https://balicasagislanddiveresort.com

英語サイトのみなのでagodaやbooking.comからの予約がわかりやすくおすすめです。

ダイビングをする方をターゲットにしたリゾート施設で

宿泊すると、周辺の海で最大1日4本潜ることもできます。(通常は1日上限2本)

また、ポイントまでわずか数分〜数十分で到着するのも嬉しいポイント。

ダイビングを最大限楽しみたい方はおすすめ。

なぜ有名?ダイビングポイントとしての魅力

ダイビングポイントとして注目されるにはそれなりの理由があります。

それは、ずばり

島の周りが水深200mオーバーのドロップオフ

バリカサグ島は深海にそそり立つように存在しています。

陸からわずか30m程進み、ハウスリーフをこえるとそこは断崖絶壁。

なんと周囲は水深200mを越えるドロップオフに囲まれているんです。

世界中を探してもなかなかない環境だと思います。

深いところで400mほどあるのだとか、、

”ドロップオフ”とは崖になっている地形のことを言いますが、潮の流れが強く当たるため、

サメ・ギンガメアジ・バラクーダなど大型回遊魚などの群れが集まりやすく

ダイビングポイントとして非常に魅力的なんです。

ダイビングではこのドロップオフに沿って水深15〜20mを泳いでいきます。

しかし、潮の流れが強いと言うことは人間も流されると言うこと。

オープンウォーター以上のライセンスが必要なポイントになってきます。

バリカサグ島でのダイビングについて

自然保護区域に指定されている美しいバリカサグの海。

ベストシーズンや出会える生物は・・?

ベストシーズンは3〜5月

水温・透明度・見られる生物が安定していて1年中潜ることができるバリカサグ島。

季節を気にせずに潜れますが、中でもベストシーズンは乾季の3〜5月。

雨が少なく平均気温は28℃前後、晴れ日が続きやすく透明度も良い日が多いです。

水温は1年を通して27〜30℃と安定して暖かく、

11月〜3月は北風がやや強くなりますが、ダイビングができない日はほとんどありません。

バリカサグ名物ギンガメトルネード

撮影:freetour sunkiss

やはりバリカサグダイビングといえばギンガメアジ。

群れになったギンガメアジがトルネードになって泳ぐ姿を一目見ようと、こぞってダイバーたちが集まっています。

数百、数千匹と集まり泳ぐ姿は何度見ても圧巻!

いろんな情報がありますが、ここ最近の遭遇率は30〜50%ぐらいでしょうか。

“2〜3日ダイビングすればどこかで見れる”

ぐらいの感覚です。

とはいえ、壮大な自然が相手ですのでいくら遭遇率が高いといっても見れない日が続くことも当然あります。

実際、毎日潜っている島のダイバーでも1、2週間見れなかったり。

風が強ければバリカサグ島へすら行けない日が続くこともあります。

ほんとにこれだけは運というかタイミングというか、、ですね。

あまり期待しすぎず「見れたらラッキ〜」ぐらいのラフな気持ちで挑むのが良いと思っています!笑

フォト派のダイバーにも嬉しい”マクロも充実”

撮影:freetour sunkiss

バリカサグダイビングでは沖の方を見て群れを探すスタイルが多いですが

近くを見渡してみると、意外にマクロ生物たちもたくさん生息しています。

様々な種類のウミウシカエルアンコウハナヒゲウツボあたりが多く見られます。

日本の海で見る同じ生物でも色やサイズがびっくりする程違うので面白いですよ。

5つのダイビングポイント

バリカサグ島の周囲にポイントが点在しています。

地形はスロープサイドとドロップオフに分かれていて

スロープサイド(島の東側)ではウミガメたちが多く、潮の流れが当たるドロップオフ(島の西側)には

ギンガメアジやバラクーダなどの回遊魚が集まりやすくなっています。

タイミング次第ではジンベイザメとの遭遇チャンスも・・!?

以下でポイントを紹介していきます。

・サンクチュアリ

保護区に指定されている海域で、漁が禁止されているので多種多様な生物たちが見られます。

地形は豪快なドロップオフで

大迫力のギンガメトルネードが見られる場所として有名なポイント。

他にも砂地にはニチリンダテハゼ・ハタタテハゼなどのハゼ類の姿も見られます。

・ダイバーズヘブン

サンクチュアリから続くドロップオフの地形。

サンゴの群生に集まるハナダイやスズメダイたちの乱舞はとても美しくおすすめです。

また、サンクチュアリから回遊するギンガメアジとの遭遇にも期待!

・ロイヤルガーデン

こちらもギンガメアジが集まることが多いです。

アーチ状のドロップオフがあり地形を楽しめる他、

砂地ではアオウミガメが食事しにくる姿をのんびり観察できる事も。

・カテドラル

ロイヤルガーデン同様、ドロップオフがアーチ状になった場所があり

光のカーテンが差し込む美しい光景が見られます。

また、濃い魚影も堪能できるポイントです。

・ブラックフォレスト

砂地のスロープで構成されているポイント。

そこにナンヨウサンゴが森のように生えていることが名前の由来になっています。

流れによってはギンガメアジ・バラクーダの群れと遭遇できる可能性も高いポイントです。

バリカサグダイビングの注意点

自然保護区域の多いバリカサグ島では水中環境を保護する取り組みが行われています。

1、グローブや支持棒の使用禁止・着底禁止

2、入島できるダイバーは1日150名まで

  ・入海料1日あたり250ペソが必要

事前予約をしていない場合、入島制限によりバリカサグでのダイビングができない事もあります。

前もってダイビングショップやツアー会社を探して予約しておきましょう。

パングラオ島ダイビングの老舗”フィリピンファンダイバーズ”所属の日本人インストラクターが現地価格にて案内してくれます。下記WEBサイトにて詳細を確認できますので気になる方は覗いてみてくださいね。

フィリピンに来たらバリカサグで最高のダイビングを!

とにかくバリカサグで見るギンガメトルネードは大迫力です。

魚数も多く、ゆっくりと近づけば逃げないので大きなトルネードの中に入る事もできてしまうほど。

また、上記でも紹介したようにマクロ生物も充実していたり、地形を楽しむポイントもあるので

写真撮影も楽しみたいフォト派のダイバーさんにもぜひ、おすすめしたいです。

ダイビング以外にも隣のボホール島で陸観光をしたり、アイランドホッピング(島巡り)も充実しているので

「どこか南国のリゾートにいきたいな〜」と思っている方や

「まだ行ったことのないダイビングポイントに行ってみたい」

という方はぜひパングラオ島へ!

ボホール・パングラオ島での滞在やアクセス、ご旅行のご相談も承ります。

お気軽にお問い合わせください。(^ ^)

→お問い合わせはこちらどうぞ。

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