こんにちは。
フィリピンへ旅行・移住などで、ペットの愛犬や猫を飛行機に乗せる方法・手続きについて私自身の経験をもとに必要な情報をまとめました。
この記事は Part.1 になります。
「書類準備やペットの処置以前に、知っておくべき基本の準備」なので
”そんな事はもう知ってるよ!”という方はPart.2へどうぞ。
これからペット(犬・猫)と一緒に飛行機に乗りたいと考えている方は2つの記事を読んでいただければ、何が必要かがわかるようになっています。
何が必要かわかれば、あとは行動するのみ!なのですが・・
準備する前に
まず初めに、これから手続きを進めようとしている飼い主様にお伝えしておきたいことがあります。
それは ”できなくはないけど、結構大変” です。
私が初めて手続きをしたときは、何度も投げ出しそうでした。
不可能ではないと分かっていても、言葉の壁、手続きの多さ、何より慣れない作業は精神が疲れます。
渡航先の入国条件を調べて、出国に必要な情報を集め、ペットに必要な処置を行い、英語での書類作成や申請諸々。。
全て飼い主自身でやっていかないといけないですし、わからないことを聞く相手もいません。かなりハードルが高かったというのが正直なところです。
業者へ委託しようかと思い探したこともあるのですが、高すぎる委託料に手が出せず終いでした。(だいたい数万〜数十万します)
きっと同じ思いをしている方も多いはず、、
- 自力で手続きしようと思ったが、行き詰まっている
- 業者へ委託するには料金が高すぎるけど、なんとかしたい、なんとかしなければいけない
そんな方へ、お手伝いさせていただくペット輸入手続きの代行サービスを行っています。(書類作成の代行のみでも可)
英語・フィリピン語・日本語での対応可能ですのでご安心ください。
詳しくは 「●Bohol life ペット輸入代行お手伝いします」へどうぞ → 現在ページ作成中です。
自力で手続き進めてやっぞ!という方は記事本文へお進みくださいね。
※こちらの記事では2023年4月に輸送した時の情報をもとにまとめていますので、現在とは異なる可能性もございます。ご了承ください。
準備はなるべく早く。3ヶ月〜半年前から
ではでは自力でやってやっぞ!という飼い主様、気合を入れていきましょう!
まず、ペットを飛行機に乗せるには準備が全てです。
なぜ準備に3ヶ月〜半年間も必要なのか?
それは日本での準備と受け入れ国(フィリピン)の両方の準備を進めていく必要があるからなんです。
ワクチンの接種や証明書の発行、英語への翻訳、申請から許可がおりるまで、各々日数を要します。
ペットの体調なども考慮する必要があるので、全くゼロから準備する場合は余裕を持って半年ほど見ておくと良いでしょう。
そして日本のサービス・対応に比べるとフィリピンは何かと遅くなりがち。
電話が繋がらない・メールの返事がない などの理由で手続きが進まない、予想以上に日数がかかる なんてことは日常茶飯事です。
また、受け入れ国への入国条件など調ることが多いので、その都度情報をリサーチする時間もかかってきます。(英語サイトが多いので、結構精神力使います)
以上の理由から、ペットを飛行機に乗せるには最短でも3ヶ月〜半年から、余裕を持って進めることをおすすめします。
ペットの輸送方法
基本的には飼い主と同じ客室に搭乗はできないので、クレートを利用し貨物室へ積み込まれます。
(一部航空会社では一定条件を満たしているペットであれば、客室内に一緒に搭乗できるサービスもありますがここでは貨物として預ける場合を想定しています。)
航空会社によって、持ち込めるクレートのサイズや重量に制限があります。
詳しい輸送環境は航空会社のWEBサイトにて明記してありますので、必ず確認しておきましょう。
JAL ペットをお連れのお客さまへ(外部リンク)
ANA ペットをお連れのお客様(国際線)(外部リンク)
ペットが飛行機に乗れる犬種・健康状態か
ペットを搭乗させることができる航空会社では、一定の基準を定めています。
例えば日本航空(JAL)の場合
- 妊娠している
- 生後8週未満
- 健康状態に問題がある
- ブルドック、フレンチブルドックなどの短鼻犬種 など
その他にもありますが、これらに当てはまる場合はそもそもペットを搭乗させることができませんので、航空会社の規定を初めに確認しましょう。
また、夏場など気温が高くなる季節には注意が必要です。
入国する国との寒暖差などもあるので、なるべく気温差の少ない時期、ペットに負担の少ないタイミングを考慮してあげてくださいね。
飛行機に乗せることを決めた時からやっておくと良いこと
ペットとの空旅にはさまざまな事前準備が必要不可欠。
事前準備が充分にできないと、大切なペットへ大きな負担となってしまいます。
最悪の場合、搭乗を断られるケースもなくはありません。そうならないためにも、できる限りのことをしておきたいですよね。
・日頃からクレートに入ることに慣らしておく
これは1番にやっておいた方が良いです。
ペットを預けてから受け取るまで、長時間過ごすのがクレートになりますので、少しでも安心して過ごしてくれるように予行練習をしっかりとしておきましょう。
自らクレートに入ることができる、寝ることができる ぐらいになると安心ですね。
・さまざまな音に慣らしておく
飛行機の貨物室は、日頃の生活では聞くことのないエンジン音や騒音があります。
アプリやyoutubeなどを使って、普段から聞かせてあげると、当日に怯えることも少なく、ストレス軽減につながりますよ。
Part.1の最後に
ここまでは準備に取り掛かるまでに、飼い主様が知っておくべき情報とやっておいた方が良いことをお話ししました。
確認することが多く大変ですが、大切なペットの為に1つずつ頑張りましょう。
出発を予定している日までに手続きが完了できるか不安な方、行き詰まっている方
私がお手伝いさせて頂く代行サービスもありますので、ご相談のみでもお気軽にどうぞ(^ ^)
Part.2の記事では必要なペットの処置や書類作成などについて詳しく解説しています。