フィリピン・ボホール島に隣接する小さなアイランドリゾート”パングラオ島”
世界的にも有名なダイビングスポットであるバリカサグ島やアロナビーチがあり、
年中多くの観光客で賑わうフィリピンリゾートの1つです。
日本からのパングラオ島への直行便やツアーはないため、自身で乗り継ぎが必要となります。
本記事では、アクセス方法とそれぞれのメリット・デメリットをわかりやすく、
旅行する前に知っておくべきポイントもふまえてお伝えしていきます。
最後にはパングラオ島での過ごし方のおすすめも紹介しているので、初めて訪れる方へ参考になれば幸いです。
この記事の内容
パングラオ島へのアクセス方法は2つ
・マニラ空港からパングラオ空港まで国内線を利用する
・セブ島からフェリーに乗る
のどちらかです。
(韓国・仁川空港経由で来島する事もできますがここでは省きます。)
それぞれのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
マニラから飛行機 | 移動時間が短く簡単・時間通りに動きやすい | 料金が高め |
セブ島からフェリー | 安い・セブ島観光ができる | 移動時間が長い |
ニノイ・アキノ空港(マニラ)への直行便は
成田空港・中部国際空港(セントレア)・関西国際空港 から出ています。
一方、マクタン・セブ国際空港への直行便は現在、成田空港のみです。(2024年7月から再開されるかも?)
そのため”セブ島からフェリー”で行く場合、成田空港以外から出発する方は
・日本国内線を利用し成田空港へ行ってから出国
・マニラ空港 → セブ へ乗り継ぐ
どちらかが必要であり一手間かかるのが難点。
フェリーの料金は安く済みますが出発する空港・時期によっては航空券自体が高くなることもあります。
フィリピンへの航空券の予約は Trip.com で探すのが確実に安いです。
何度も行き来していますが、問い合わせなどのサポートも丁寧なのでおすすめ。
ただし、返金・変更不可のチケットもあるので注意して購入してくださいね。
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マニラから飛行機の場合
日本 → マニラ(ニノイ・アキノ)空港へ到着した後、国内線へ乗り換えパングラオ空港へ。
・1日1〜5便
・飛行時間:約1時間30分
・料金:往復7000円〜25000円
国際線 → 国内線 への乗り換えはターミナルの移動があります。
入国手続きやターミナル移動などで想像以上に時間がかかることがあるので、
3〜4時間程のトランジットがあれば安心。
ターミナルの移動は”無料シャトルバス”が無難ですが、
時間や荷物の都合もあるので、タクシーを利用する場合は乗車前に料金の確認、交渉必須です。
距離・混み具合などにもよりますが相場は150〜300ペソ。
日本人観光客とわかれば、大体この倍以上の料金を言われますので必ず乗車前に確認しましょう。
”いくらで、どこまで行って欲しいのか”は英語でサラッと言えると交渉もスムーズに進みます!
空港から中心街までのアクセス・注意点
パングラオ空港到着 → 中心街(アロナビーチ周辺)まで約10分
ホテル送迎車などがなければ、トライシクルや車・バイクタクシーでの移動になります。
料金相場 トライシクル・車:150〜250ペソ バイク:100ペソ
空港内で配車してくれるサービスもあるようですが、料金設定はやや高め。そして夜間などは割増。
空港敷地外にトライシクルが停まっているので、交渉するのがおすすめです。
もしくはエントランスでドライバーが待ち構えているので、交渉してみましょう。
セブ島からフェリーの場合
セブ島の港から高速船に乗り、ボホール島のタグビララン港へ渡りパングラオ島へ行く方法です。
セブ島の港(ピア1)はマクタン・セブ国際空港から約40分程。
朝〜夕方は渋滞に巻き込まれると1時間ほどかかることもありますので、時間帯には注意です。
高速船の乗り方など詳しくは 以下の記事で解説しています。
料金:エコノミー:800ペソ(約2000円)
ビジネス:1200ペソ(約3000円)
乗船時間:約2時間 1〜2時間に1便出航
注意点として・・
- チケット売り場が混みやすい
- 手荷物を預けるのは有料
- 時刻通りには出発しない事が多い(特に利用客が多いとき)
チケット購入・乗船 〜 到着後荷物を受け取るまで何かと待ち時間が長いのがフェリー移動です。
個人的には少しでも待ち時間を減らすために、事前にチケットを購入しておく事が多いです。
日本国内からだとKKdayというサイトが手配してくれます。
実際のチケット金額にプラス100円程度なので、とても良心的でおすすめできます。
また、ペソ通貨への両替はセブ島の方がレートが良いので必要な分は済ませておきましょう。
パングラオ島での両替はレートが良くないためおすすめしません。。
港から中心街までのアクセス・注意点
タグビララン港 → 中心街(アロナビーチ周辺)まで約35分
移動手段は、トライシクル・サイドカー・乗合バンなどがあります。
港にたくさんのドライバーやツアーガイドが待機してるので
行き先の地図を見せる・必ず料金を確認してから乗車してくださいね。
きちんと確認していないと、到着してから思っていたよりも高額な料金を提示されることがあります。
相場は400〜500ペソ
荷物が多かったり、人数によっては高くなる事もあります。
マニラやセブ島と違いメータータクシーはほとんど走っていないので、全て“交渉”です。
上手に交渉してみましょう!
フィリピンのタガログ語では「ありがとう」の事を「サラマー」と言うよ!
交渉に応じてくれたり、乗車した後に一声あると嬉しいな〜
パングラオ島の過ごし方おすすめ
以上、パングラオ島へのアクセス方法についてまとめました。
どちらの方法が良いかは 子連れ旅行なのか友達同士なのか、、 旅行のスタイルや人数などによって変わってきます。
行き道はフェリー、帰りは飛行機 など組み合わせても良いと思います。
旅のスタイルに合わせた方法を選んでくださいね。
また、パングラオ島でのおすすめはなんと言ってもバリカサグ島の海でのダイビング!
自然保護区域に指定されている海なので美しい珊瑚礁や魚群はもちろん、
バリカサグならではの豪快なドロップオフでのダイビング、名物のギンガメアジのトルネードは大迫力。
パングラオに来られたらぜひみて欲しい景色の1つです。
バリカサグダイビングについて詳しくは以下の記事でまとめています。
パングラオ旅行を計画中の方の参考になれば幸いです。
それでは良い旅を!サラマッポー